そもそも…「PDF」って何?

 PDFとはナニモノか

ポータブル・ドキュメント・フォーマット(Portable Document Format)の頭文字をとって「PDF」とは、文字、図形、画像などを紙に印刷するようにレイアウトした状態で保存できるファイル形式です。
ポストスクリプト(PostScript)という、コンピュータで印刷用のデータを作成する際に基準になっているページ記述言語を元に開発されています。
PDF形式に保存することでAI形式などの生データ(ポストスクリプトデータ)より容量を抑えることができます。

 PDFの落とし穴
PDFファイルは作成した環境に影響されず表示されるため、共有して閲覧することが多い形式です。
複数人で共有すると、「注釈」機能を使って修正点を書き込んだりもしますよね。
冒頭でPDFは「文字、図形、画像などを紙に印刷するようにレイアウトした状態で保存できる」と書きましたが…この「注釈」は印刷には出ないのです!

「注釈」はファイルの設定を変えたり、形式を変えて保存したり、手を加えないと印刷できません。
ときどき「注釈」を駆使して内容を修正したPDFをご入稿いただくことがあるのですが、再入稿をお願いすることになります。
お手元で一度プリントアウトしてご確認いただければ幸いです。(設定によってはプリントアウトされるので、100%のチェックにはならないかもしれませんが…)
PDFの注釈機能を使った編集
 PDF保存の注意点① X1-aって?

PDF形式の中には、さらにいくつかの形式があり、その中の一つ「X1-a」が印刷に適した形式になり、可能であればこの形式で保存していただくようにお願いしております。
X1-aでは、形式に適合したフォントならば使用しているすべてのフォントが埋め込まれ、画像は実画像、カラーモードはCMYK、色環境は「Japan Color 2001 Coated」というフォーマットで保存されます。
…ざっくり言うと、画像の容量が圧縮され画質が落ちてしまったり、カラーモードがRGBになっていて印刷した際に色がくすんでしまう、と言うようなことが防げます!
(RGBでしか表現できない色は、PDF X1-aで保存した時点で色がくすむと思います)

PDF X1-aで保存した際の色の変化

 

 PDF保存の注意点② トンボはいるか?
入稿用のPDFを作成する際、サイズがあっていればトンボはなくても印刷することが可能です。
塗り足しが必要なデータの場合は塗り足しも含めたサイズで作成して下さい。(塗り足しについてはコチラもご覧ください)
また、トンボが入る場合はトンボの中心とPDFデータ自体の中心が合うように作成してください。
各アプリケーションでのPDF保存方法をまとめてみるのは、また次回!!(長くなってしまいそうなので。。。)