【折り加工】データ作成3つのポイントと3つの目

前回に続き「折り加工」ご注文のハードルを下げるべく、チェックポイントをまとめていきます。
今回はデータ作成のポイントからみていきましょう!
 データ作成の3つのポイント
折り加工をする印刷物のデータを作成する際は、下記のポイントにご注意ください。
①サイズ
前回も少し触れましたが、折り方によっては各面のサイズを均等に設定しているとズレてしまったり用紙の端が曲がってしまったりする場合があります。
テンプレートでご確認いただいたり、ご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。
A4 巻3つ折りをする際は、各面の幅を99mm+100mm+100mmに設定してください
②折り位置・表紙の指示
サイズの話に通じる部分もありますが、データには折り位置を示す「折りトンボ」を付けてご入稿下さい。
2つ折りなどセンターで折る場合は省略していただけますが、巻3つ折り・巻込み4つ折りなど各面のサイズが違うデータやずらし折りをご希望の場合は特に折りトンボの設定をお願いいたします。
折りトンボのない場合、仕上がりに違和感がないようであれば標準的な折り幅で折っていきます。
また、印刷物の内容によって表紙・裏表紙がわかりにくいものもあります。
表紙になる部分をデータ内や出力見本に記入していただいたり、入稿時に分かるようにお伝え下さい。
折り加工を行うデータには折りトンボをいれて、表紙になる面がわかるようにご指定ください。
③各面の向き
クロス4つ折りやDM6つ折りなどタテ・ヨコ両方向に折る印刷物や、2つ折り・巻3つ折りで折り目を横に見てタテに開く印刷物を作成する場合は各面の向きにご注意ください。
印刷の際は、基本的にはデータ上の天地を基準に表裏を合わせています。(表裏の向きの確認のため、ご連絡させていただく場合がございます)
実際に折って、開いてみると内側が逆さまに…なんてことがないように、データ作成後は一度お手元でプリントアウトして確認してみることをおすすめいたします!
タテ・ヨコ両方向に折る場合など、デザインの向きにご注意ください
 折り目と割れ目と紙目

折り目の部分の紙が割れ、インクが剥がれてしまいひび割れたようになってしまうことを背割れ(せわれ)と言います。

紙が乾燥しているときや、紫外線を当てて瞬間的に乾燥させるUVインクを使用している場合など、紙やインクが硬くて伸びにくいと起こりやすくなります。
プリントハウスでもUVインクを使用しているので、用紙にしみ込む油性インクよりも背割れが目立ちやすい傾向があります…。
折り目のインクが剥がれて用紙の白い部分が見えてしまうことを背割れといいます
特に背割れの起きやすい連量110kg以上の用紙の場合、プリントハウスでは折り目と紙目を合わせて印刷・加工を行っています。
「紙目」とは紙を構成している繊維の向きです。紙目に沿って加工を行うことで、背割れを軽減させることができます。
クロス4つ折り、DM6つ折りはどうしても一方の折り目は逆目になってしまうので、70kg〜90kgの薄めの用紙でご利用いただくことが多いです。
紙目と平行に用紙を折ると背割れを軽減できます

また、厚い紙であればスジ入れ加工をしてから折るのも効果があります。
いずれにしても完全に背割れをなくすことは難しいので、デザイン上で折り目の部分に濃い色を配置せず淡い色にしていただくと背割れが起きても目立ちにくいように感じます。