【孔開け加工】見つめても穴は開かないので、加工しましょう!

 「あな」開け加工
加工シリーズ、今回は「孔(あな)開け加工」です。
「穴開け」じゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。どちらも正解です。
調べてみたところ「孔」と「穴」の違いは「貫通しているのが孔・くぼんでいるだけなのが穴」という説、「明確な使い分けや定義はないが、特に比較的小さいものが通るものが孔」という説が見られましたが、印刷屋さんで行う加工については「孔」が使われていることが多いようです。
プリントハウスも「孔開け加工」としていますが、「孔」はちょっと読みにくいので今回の文章中は「穴」という字を使って進めていきます。
 穴のサイズ
プリントハウスでご注文いただける穴のサイズは「6R」「5R」「4R」の3種類です。
それぞれの数字は穴の直径を表していて、6Rなら直径6mmの穴を開けます。
孔開けのサイズは6R・5R・4Rがあります。6Rは直径が6mmの穴です。
バインダーや帳票などに使用されている穴は6Rのものが多く、これはJIS規格で穴の直径は6±0.5mmと定められているためです。
商品タグとしてタグピンで止めて使用するなど、通すものが決まっている場合は穴のサイズにご注意ください。
 ご注文時の注意点
穴開け位置の指定は、印刷面に実線で書き込むと印刷されてしまうためガイド線でご指定ください。
出力見本等に用紙の端から穴の位置までの距離を書き込んでいただけると確認がスムーズです。
穴開け位置は印刷に出ない形でご指定ください。
穴の中心から中心の間隔が70mm〜160mmで、用紙に対して平行に並んだ2ヶ所であれば同時に穴を開けることができます。
間隔が狭かったり極端に広いものや、3ヶ所以上に穴を開けたい場合、2ヶ所でも用紙に対して斜めに並んでいる場合は料金・納期の加算がございますのでご注意ください。
1工程で開けられる穴は間隔が70mm〜160mmで用紙に対して平行に並んだ2ヶ所までです
 穴開け加工の使い道
穴開け加工をする印刷物は、納品書や請求書などファイルで綴じる帳票類や、商品タグとして使用されるものが多く、だいたいが1ヶ所〜2ヶ所に穴を開けて使用します。
一方でルーズリーフなどのように、狭い間隔でたくさん穴が並んでいる印刷物もあります。このたくさん並んでいる穴は「ドンコ穴」と呼ばれています。
ドンコ穴の加工をご希望のお客様は別途お問い合わせください。
ルーズリーフなどのように、穴がたくさん並んでいるものは「ドンコ穴」と呼ばれます
穴開け加工は他の加工と組み合わせて使用することもできます。
例えば、中綴じ冊子に1ヶ所穴を開けることで壁掛けカレンダーとして使用することができます。
また、中央にミシンを入れ、ミシンを挟んで上下に2ヶ所ずつ穴を開けて上は請求書・下は納品書と切り離して使用する帳票や、スジ入れ・2つ折りと組み合わせて商品パッケージ(ヘッダー)も作成できます。
穴開け加工と他の加工を組み合わせて使用することもできます。

                                                 

穴開け加工のオプションはフライヤー・チラシ、カード類全般など幅広くご利用いただけます!

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