封筒印刷のいろは
手紙や書類だけではなく、最近はいろいろな商品も封筒に入って届くことが多くなりました。
そこで今回は封筒印刷についてまとめていきたいと思います!
プリントハウスの封筒印刷は、主に既製(きせい)の封筒=すでに封筒の形に仕上がっているものへ印刷しています。
そのため、封筒の内側への印刷や定型サイズ以外・決まった用紙以外での封筒作成はお見積りでの対応となります。
一枚の紙の状態から印刷して、型を抜き、貼り合わせて作る封筒は、「既製」に対して「別製(べっせい)」と呼んでいます。
別製封筒は納期も費用もそれなりにかかってきますが、それでも作りたい!という方はぜひお問い合わせください。
封筒の内側へは印刷できないと言いましたが、挨拶状の封筒印刷には「両面印刷」があるのにお気付きでしょうか?
この場合の両面は「宛名を書く面」と「差出人面」となります。
(企業や店舗の封筒だと宛名と同じ面に差出人の情報が書いてあることが多いので、言い換えると「平らな面」と「貼り合わせた段差がある面」でしょうか)
オフセット印刷の料金表は片面のみになっており、こちらは特にご希望がなければ「宛名を書く面(平らな面)」への印刷となります。
…料金表が整っていないだけで、オフセット印刷も両面印刷は可能ですのでご希望があればお見積もりいたします!
ちなみに、封筒の内側に印刷したい場合は別製封筒となります。
封筒のフタになる部分を「フラップ」や「ベロ」などと呼びます。
既製の封筒にはフラップが開いた状態のものと閉じた状態のものがあり、それによってフラップ部分が「表」か「裏」か変わる場合があります。
例えば「宛名を書く面とフラップに印刷」をするとき、フラップが開いていれば「片面印刷」になりますが、閉じていると「両面印刷」となり、両面印刷の場合は工程が増えるので価格が上がります。
また、「フラップ」への印刷は汚れが生じやすいため割増料金を頂戴しています。
初めての封筒印刷で「フラップ」へもデザインを入れたい場合はぜひ事前にご相談ください。
そのため封筒下部(袋状になっている側)の1cm程度はデザインを入れることができませんのでご注意ください。
用紙の左右の端まで塗りつぶすようなデザインの場合、料金を加算させていただくことがございますので、こちらも事前にご相談いただけると安心です。
(特色については以前の記事もご覧ください)
フラップ部分にテープが付いた「スラット」と本体部分にテープがついた「グット」があります。